十六油

■成分

・水添ポリイソプテン＞溶剤＞一般的な軽質流動イソパラフィン　炭化水素の一種であり　流動磯パラフィンとも言う　無色透明な液体

・ベヘントリモニウムメトサルフェート＞柔軟効果＞四級アンモニュウム塩　柔軟効果　乳化安定

・パルミチン酸＞　＞脂肪酸　洗浄剤　石鹸基材　油性成分

・オレイン酸＞エモリエント成分＞天然の液体油を原料として加水分解して得られる脂肪酸の一種　無色から薄黄色の液体

・スクワラン＞エモリエント成分＞深海鮫の肝臓に多量に含まれている肝油からスクワレンを取り出して
水素添加して酸化しないように安定化された無色透明な液体オイル　皮膚に対する浸透性がいい　べたつきがない　軟膏基材　座薬の基材としてもよく使われる

・アーモンド油＞エモリエント成分＞バラ科植物「アーモンド」の種子より採取　不飽和度の高いオイル
無色から薄黄色の液体油　組成はオレイン酸を多く含み　リノール酸も比較的多く含んでいる　肌を柔軟にする　水分の保持効果

・オリーフ油＞エモリエント成分＞モクセイ科植物「オリーブ」の熟した果実から採取したオイル　不飽和度の高いオイルで薄黄色から薄緑色の液体油　オレイン酸が多く　リノール酸　パルチミン酸を含んでいる　肌を柔軟にし　水分保持効果に優れている

・ククイナッツ油＞エモリエント成分＞ココナッツの種子から得た脂肪酸

・ゴマ油＞エモリエント成分＞薄黄色の液体オイル　オレイン酸　リノール酸のトリグリセリド　セサミン　セサモール等の坑酸化力のある成分を含んでいる　肌を柔軟にし　水分保持効果に優れている

・サザンカ油＞エモリエント成分＞ツバキ科植物「サザンカ」の種子から抽出された液状油　脂肪酸組織はオレイン酸が多い　柔軟効果に優れている

・サフラワー油＞エモリエント成分＞キク科植物「ベニバナ」の種子から得られた液状オイル　リノール酸　オレイン酸を主体とした脂肪酸組織をもつトリグリセリド　柔軟効果がある　不飽和脂肪酸が多いので酸化されやすい

・トコフェロール＞生理活性成分＞ビタミンＥ　黄色から黄褐色のやや粘性のある液体　水にはほとんど溶けない　アルコールやオイルに溶ける　還元力の強い成分　脂質の抗酸化作用がある　活性酸素　フリーラジカルを消去　過酸化脂質の発生を防ぐ　皮膚の血液循環をよくする　肌荒れ　加齢よるトラブルを防ぐ　血行をよくして　くすみを改善　化粧品成分の安定化剤

・パーシック油＞エモリエント成分＞ホンアンズ　モモなどの核仁から得た脂肪油

・ダイズ油＞エモリエント成分＞油脂類　刺激緩和作用　乾燥防止作用

・カロットエキス＞エモリエント成分＞カロット油　セリ科植物「ニンジン」の根から落花生油や大豆油で抽出して得たオイル　β－カロチンを主体にアルカロイド類を含んでいる　柔軟効果がある　皮膚の代謝を正常に保つ働きがある　フリーラジカルの影響を防ぐ　皮膚細胞の新生を助ける　エイジングから肌を守る製品にも適している

・ヒマワリ油＞エモリエント成分＞キク科植物「ヒマワリ」の種子から得られた液体油　脂肪酸組織ではリノール酸が多い　柔軟効果

・ホホバ油＞エモリエント成分＞シムモンドシア科植物「ホホバ」の実から抽出した液体オイル　主な主成分は液状のワックスエステル　さらっとしているが　肌からの水分蒸発をしっかり防ぐ　多くの植物オイルは脂肪酸のトリグリセライドから構成されているが　ホホバ油は珍しくワックスエステルが主成分で安定性の高いオイル

・マカデミアンナッツ油＞エモリエント成分＞マカデミアの実から抽出された脂肪酸の構成でオレイン酸とパルミチン酸の比率の高い液体油　肌になじみがいい　柔軟効果持続　乾燥から肌を守る

・メドウフォーム油＞エモリエント成分＞リムナンデス科植物「メドウフォーム」の種子から得られた　やや黄みがかった液体オイル　脂肪酸組成はエイコセン酸を主体とするトリグリセリド　柔軟効果

・ローズヒツプ油＞エモリエント成分＞ローズヒップの種子を圧搾して得られる脂肪油

・トリオクタノイン＞エモリエント成分＞トリ２－エチルヘキサン酸グリセリル　エモリエント性　合成油脂　無色透明　軽い触感　雲点－１７℃　酸化しにくく　安定性が高い

・クオタニウム＞柔軟効果＞エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニュウム　４級アンモニュウム塩　柔軟効果　乳化安定

・セタノール＞安定化成分＞ヤシ油　牛脂から還元反応をさせて作り出す　白色から薄黄色のロウ状の固体油分　乳化の安定性を高める　感触改良剤としても使われる